初心者は、株の配当利回りなどを気にしてはいけないのですか?

昔から欲張りは株取引に手を出すなと言われています。

とくに初心者には1つの戒めにもなっています。

なぜでしょうか、理由を考えてみましょう

■配当金が高いのには裏事情がある?

「欲張りは株取引に向いていない」、「初心者のうちから、配当利回りなどを気にしてはいけない」というのには理由があります。

配当や利回り、売買差益を気にするのは初心者でも経験者でも同じで、それを気にするのは悪いことではありません。

ただし初心者がそれを第一義にして株取引をしてしまうと、それだけで終わってしまうからです。

たとえば配当金や利回りの高い株式銘柄というのは、企業戦略の1つで「より多くの株主を集めたい、資本を増強したい」というときに使います。

または株主からの突き上げがあって、配当金を増やさなければ企業運営に支障が出ると判断し、そのような策に打って出ます。

■背景や事情をどう読み取るかがキモ。

配当金が大きいという裏には、そのような背景・事情があります。

そのような株式会社に対して、株の初心者はそれを読み切れるでしょうか。

配当利回りを気にしてはいけないという最大の理由はそこにあります。

配当金、株価、株価の変動などは背景を読み取る情報戦のようなものです。

結果から原因を探り、それが安全かどうかを判断し投資します。

その逆に、ある原因(背景の変化)を読み取って、早め早めの株式売買を仕掛けたりもします。

株の初心者はまずそのことを知り、株価に反映される道筋を頭にたたき込む必要があります。

■株取引をつまらなくしているのは初心者自身。

背景の読みもできないうちから配当金や利回り、売買の差益を気にするだけの初心者であっては、損益を出すだけで終わってしまいます。

そういう初心者に限って「株はつまらない、株は危険」などと吹聴する傾向にあります。

しかし実はつまらなくしているのも危険に陥れているのも初心者である本人自身です。

株取引の基礎は、前述のようなセオリーを身につけ、正攻法で儲けを出していくことです。

ベテランと言われる10年選手、経験者と名乗っても恥ずかしくない3年程度のトレーダーであれば、そのことは常識として知っています。

■配当里奈割りや損益を気にするのは悪いことではありませんが、初心者のうちはソレ狙いではなく、まず株取引のセオリーを習得しましょう。

世の中は原因と結果で動いています。

結果が次の原因となり、結果となります。

また株価も世の中も、海に起こる波のように、波の進達によって変化していきます。

上値がくれば下値に向かい、底値を打ったら上昇に向かいます。

株の初心者はその波に乗りきれず波間に漂ってしまう下手くそなサーファーと同じです。

背景が読めないので、仕方ありません。

配当金や利回りを気にするようなやり方ではなく、背景を読んで波の高さやスピードを読み取れるサーファーキングになりましょう。

◆参考までに→http://www.nikkei.com/article/DGXZZO7057084030042014000000/